自己紹介

お名前とニックネーム、そして担当しているお仕事をお願いします。

一般社団法人まちのtoolbox 代表理事の伊藤洋平です。 私の主な仕事は、組織全体の方向性を確立し、私たちが目指すミッションとビジョンを実現するための仕組みを作ることだと考えています。 設立から5年が経過し、組織が拡大していく中で、私たちらしさを明文化し、カルチャーを残し続けるための仕組みを明らかにすることに注力しています。

まちのtoolboxを設立したきっかけは?

もともと都留市の中に生涯活躍のまち推進協会という任意団体が立ち上げられ、そちらに関わっていました。 法人化を考える中で、代表をという話になって法人化とともにまちのtoolboxという名称にして、代表理事に就任しました。

仕事観と価値観

仕事をするうえで大切にしている考え方は?

最も大切にしているのは、私たちのバリュー(行動指針)である「挑戦」です。挑戦をすることが最も評価される組織であり、逆にやりたいことや自分の意思がないことは評価されません。 行動指針としては、自己実現と成長を目指す「やってみよう」、前向きと楽観の「なんとかなる」、そして独立と自分らしさの「ありのままに」を掲げています。 また、すべての判断基準として、「人として正しいかどうか」を重視しています。 人として正しいという判断であれば、たとえ組織に不利益であっても、自身で決定し、どんなことも許されます。

「この会社らしさ」を感じる瞬間やエピソードは?

私たちが、行政の苦手な部分、例えば「縦割り」や「前例踏襲」、「スピードが遅い」といった点をすべて否定した組織や行動をとれているときかと思います。 必ずしもすべての部分でうまくいっているわけではありませんが、それが実感できる時がらしさかが感じられる時かと思っています。 また、市民にとって、市役所ではなく私たち行政との「つなぎ役」として頼ってもらえているときも、私たちの役割を果たしていると感じます。

会社の理念やミッションについて、どう思っていますか?

私たちのミッションは「税金にたよらないまちづくり」です。 最終的には、市民によって行政計画に沿ったまちづくりが担われている状態をつくることを目指しています。 ビジョンは、この「税金にたよらないまちづくりを当たり前の世の中に」することです。 まちづくりは魅力を向上させるものであり、本来行政が行うべき福祉などには該当しません。私たちは、税金を無駄なことに使わないように、世界から無駄なお金を撲滅したいと考えています。 そして、このまちづくりを継続可能にするためには、ボランティアではなく「ビジネスまちづくり」として展開することが不可欠だと考えています。

チーム内で心がけているコミュニケーションや姿勢は?

私たちは、働く人一人ひとりが「希望する取り組みを仕事として担っている状態をつくる」というカルチャーを目指しています。 そのため、私たちが意識するのは「仕組み」です。発生するミスは個人のミスではなく、仕組み不足ととらえます。 また、社員には「みんなの時間を大切に」するよう意識してもらっています。 特に、組織の方向性や理念に関わる「重要度が高く、緊急度の低いこと」には、1日1時間など必ず時間を確保して取り組むよう意識しています。 1対1の面談の意義も、この重要度の高いことが見えなくなっていないかを明らかにする場と位置づけています。

働いて感じた変化

設立してから、組織が変わったと思うところは?

設立から5年が経ち、組織が拡大期に入ったことです。それに伴い、私たちの「空気感」と「人間性」を失わないために、理念経営の土台を固める必要性を強く感じ、カルチャーブックを作成しました。 また、都留市が原点ではありますが、都留市で生まれた課題解決モデルの「共感の輪を広げること」が最優先となってきたことです。事業の進展とともに、都留市だけにメリットがある環境ではなく、都留市のモデルをおすそわけする精神が根底にあることを再認識しています。

一番印象に残っている出来事は?

私たちが行政とうまくやっていくために、市長からの信頼、市議会議員からの信頼、そして市民からの信頼を多方面で構築できていることです。例えば、寺マルシェが地域からの期待、信頼の現れとして実施できたことは印象的でした。 また、行政計画に沿ったまちづくりを市民が担えるように、私たちが行政計画に市民の活動を位置づけ、市民が活動することで行政の計画が達成されるというプロセスを仕組み化できたことも重要な出来事です。

他のスタッフの姿で感動・刺激を受けたことはありますか?

スタッフがビジョンやカルチャーに共感し、そこに向かって成長している姿、そして組織の中でお互いが認め合う関係を築いていることは大きな刺激です。 この前メンバーでワークショップをしたのですが、私以上にカルチャーにフィットさせようという意識があるなと感じ、反省しました(笑 これからは、社員全員がエージェントとしてのキャリア意識を持ち、自己肯定感を持ち主体的な活動を行っているえると良いかと考えています。

これからについて

今後、どんなふうに会社に貢献していきたいですか?

2029年までに、「税金にたよらないまちづくりが当たり前の世の中に」なっている状態を目指します。 そのために、全国的にモデルとなる事業を確立し、都留市モデルとして全国的な認知を獲得していきます。 都留市内で市民を巻き込んだ事業運営を進め、市内の認知度を高め、市役所の全部門からも頼られる存在になることが大切だと考えています。 私たちは、都留市が10年後地方創生のモデルだと言われることを目指し、20年後には全国的に知られたまちになるよう貢献していきます。

後輩やこれから仲間になる人に伝えたいメッセージは?

私たちは、挑戦をし、自己実現と成長を目指す組織です。 お金はかけがえのあるものですが、私たちの事業は市民への効果などかけがえのないものの成果で成り立っています。 私たちのカルチャー(好きを仕事に)に共感し、自分の夢に連動した、ワクワクする目標に向かって一緒に成長していける仲間を心待ちにしています。 私たちが取り組んでいることは日本でも最先端のことです。 市民からは否定されることからスタートするものだと覚悟し、それでもビジョンを伝え続け、まちづくりを進める強い意志を持って臨んでほしいと思います。  
当法人代表が2025年10月11日の一般社団法人山梨イノベーションベースの実施するオールYNIBフォーラムディスカッションにファシリテーターとして登壇しました。
            10/6(月)に甲府市の4U-Yamanashiで開催されました「TRY! YAMANASHI! SPARK -第8期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業成果報告会SPARK」に弊社統括部長の小川悟が登壇いたしましたのでご報告させていただきます。 当日は、たくさんの方々にご来場いただきました。 トークセッションのテーマは「越境」。 一般社団法人まちのtoolboxでは、県内外からの越境者の挑戦を支援する活動に取り組んでいます。 これからも挑戦を後押しして参ります。
    当法人が運営する山梨県都留市の移住情報サイト、つる暮らしに新しい記事が投稿されました。 今回は上谷交流センターにて「オオツキヨガ教室」を開講していらっしゃる幡野さんにお伺いしました。
TRY! YAMANASHI! SPARK -第8期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業成果報告会「TRY!YAMANASHI!SPARK」に弊社統括部長の小川悟が登壇いたします。 興味のある方は、ぜひご観覧ください。 〇紹介ページ:やまなし未来創造インフォメーションサイト https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news8.html
【イベント概要】 開催日時:2025年10月11日 (土)11:30 - 17:30(途中参加・退出自由です) 参加費:無料 参加団体数:14団体(市町村8団体、企業団体6団体) 14の自治体・プロへの移住大相談会で自治体職員とのリアルトーク。 最大100万円+18歳未満の子ども1人あたり最大100万円の「移住支援金」など各種支援制度についても相談できます!(※お土産付き)   【出展団体】 自治体:北杜市、甲斐市、韮崎市、笛吹市、甲州市、市川三郷町、早川町、富士川町 企業:(有)スタジオアンビエンテ(八ヶ岳に暮らす)、(株)加取 RHJ / リゾートホームジャパン、(株)セラヴィリゾート泉郷、(株)山梨中央銀行、ふるさと情報館、積水ハウス(株)山梨支店 ■内容(予定)※時間は前後する場合があります。 【11:30~17:30】 出展団体による個別相談会 【13:00~】 セミナー① やまなし暮らしのイロハ (やまなし暮らし支援センター 中川相談員) 【13:20~】 セミナー② 『東京と山梨のリゾート、2拠点で暮らす』 ~災害時の避難先としての別荘、使わないときは民泊に~ (有限会社スタジオアンビエンテ 窪田浩之氏) 【13:40~】 出展団体によるPRタイム   申し込みフォーム(外部サイトへリンク)   やまなし移住相談会in東京(PDF:581KB)
山梨県の伝統工芸「郡内織」の生地を使った傘作り教室が開催されました。 使用された生地は、郡内地域でもわずか数軒しか織ることができない「ほぐし織」と呼ばれる技法によるもの。 糸を仮織りしてから染色し、本織りで仕上げることで、柄がにじんだような柔らかで味わい深い風合いが生まれます。 今年度も傘作り教室の開催を予定しておりますので、伝統の技にふれてみたい方はぜひご参加ください!  
toolboxの組織、業務について、上谷交流センター 施設長の岡部大輔さんにインタビューをしました。

【1】自己紹介

── まずは自己紹介をお願いします。

岡部大輔(ニックネーム:べーさん)です。現在は上谷交流センターの施設長として、地域の方々と移住希望者の交流を育む拠点として、この施設の運営に携わっています。 入社のきっかけは、まちづくり法人に興味を持ったことでした。結婚を機に都留市に移り住み、第2の故郷である都留で、その地域の“らしさ”を伝えていきたいという思いで応募しました。また、まちのtoolboxは地方には珍しく、若い世代が積極的に活動している姿に惹かれました。

【2】仕事観と価値観

── 仕事をするうえで大切にしている考え方は何ですか?

何より楽しむこと。自分自身がその仕事や活動を楽しんでいることが大前提です。そして「誰に届けたいのか」を常に意識することを大切にしています。 例えば、自分の活動や企画を「誰に向けて」やるのかを明確に考えること。地域の子どもたち、移住を考えている人、地元住民など、対象をはっきりさせることで、喜ばれる取り組みになるからです。ただ自己満足で終わるのではなく、相手の目線を大事にしています。

── 「この会社らしさ」を感じる瞬間はありますか?

思いが形になったときです。たとえば、かぶとむしや昆虫の生育といった活動は、まさにtoolboxらしい取り組みだと感じます。自分の好きなことを企画し、それを届けられる環境や、企画の透明性がある点も特徴だと思います。

── 会社の理念やミッションについてどう考えていますか?

理念は雲をつかむような難しい部分もありますが、その未来が実現できればとても面白いと感じます。同時に、自分がその理念にどの程度関われているのか、難しさも感じています。

── チーム内で心がけていることは?

上下関係にとらわれず、フラットな形で仕事を進めたいと思っています。その一方で、主体性を持って進めることも大切にしています。常に理念や目指す方向を考え、チームに浸透させていきたいですね。

【3】働いて感じた変化

── 入社して、自分が変わったと感じるところはありますか?

以前は「ミスは個人の改善点」と捉えていましたが、今は「チーム全体の仕組みに課題がある」と考えるようになりました。チームでの仕組みづくりを大切にするようになったのが大きな変化です。また、誰かの勇気を尊重し、新しいつながりを大切にすべきだと気づきました。

── 一番印象に残っている出来事は?

移住者の方々と向き合ったことです。都留を外から見る視点がとても新鮮で、自分にとって当たり前の環境が、移住者にとっては特別なものに映ると知りました。

── 他のスタッフから刺激を受けたことはありますか?

スタッフの皆さんは人当たりが良く、ふるさと納税での寄付者への対応など、その人に寄り添った対応が印象的です。皆さん、自分の理念やビジョンをしっかり持って取り組んでいて、とても刺激を受けました。

【4】これからについて

── 今後、どのように会社に貢献していきたいですか?

都留市だけにとらわれず県外にも視野を広げつつ、第一の窓口として都留市を担える存在になりたいと思っています。例えるなら「都留支店の店長」のような立場を目指したいですね。

── これから仲間になる人に伝えたいことは?

toolboxには、立ち寄るだけで感じられるあたたかさがあります。小さな一歩を応援してくれる場所ですので、まずは気軽に立ち寄ってお話しすることから始めてみませんか。
  好評いただいておりますIT講師チャレンジコースのご案内です。 第7期IT講師養成講座について、第1ステップの「Javaプログラミング速習コース」を飛ばしたエンジニア経験者限定の「IT講師養成講座から受講コース」の募集を開始いたしましたので、ご報告させていただきます。   今年度のIT講師養成講座day1は、静岡県藤枝市様と江崎新聞店様のご協力・ご支援によりコミュニティスペース「フジキチはなれ(旧え~らBASE)」にて開催できる運びとなりました。   ご興味のある方はぜひご応募ください。   〇IT講師になろう。公式HP https://itkoushi.com/  
霞が関総務省にて開催された地域おこし協力隊全国ネットワーク主催の県別代表者研修に、弊社統括部長の小川悟が山梨県代表として参加いたしました。 まちのtoolboxは、設立当初から地域おこし協力隊の受け入れ団体として活動しております。 現在は山梨県への移住、起業を志す地域おこし協力隊を支援する取り組みに力を入れています。  

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寛容性が生み出した官民連携による

税金にたよらないまちづくり

おすそわけ」のまちづくり。

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