2025年07月28日

スタッフインタビュー(井草圭太さん)

活動報告

「地元に戻る」と決めてから、出会った場所がtoolboxだった

toolboxの組織、業務について、都留市地域おこし協力隊でtoolbox所属の井草圭太さんにインタビューをしました。

自己紹介をお願いします。

井草圭太(ケイタ)です。今はふるさと納税に関する業務をメインに、寄付者対応・事業者対応・行政とのやりとり、各ポータルサイトのSEO対策や広告運用など、全体的に関わっています。加えて、IT講師の事務局や「つる暮らし」などの情報発信にも携わっています。

入社のきっかけを教えてください。

静岡に住んでいたのですが、都留文科大学卒業だったので、「都留に戻ろう」と決めたのが最初のきっかけです。そこから「どこで働こうかな」と探していたときに、c-table株式会社のホームページを見つけて、社長の田邊さんと面談しました。自分がやりたい情報発信の話をしていたら、toolboxを紹介してくれて。

求人募集をしているかもわからない状態だったんですが、ホームページを見て「これは良さそうだ」と思って問い合わせをして、応募しました。2022年の年末ごろのことです。

「なんでも言っていい」空気があるから、提案する勇気が持てる

仕事をする上で大切にしている考え方はありますか?

toolboxは、「なんでも言える」環境があります。だからこそ、自分が思ったことはできるだけ言うようにしています。

入社時に会社の説明をしてもらって、いろんな人や地域とつながりを持つ、横のつながりを大切にしているという姿勢に惹かれました。実際に入社して、小川さんがいろいろな提案をしている姿を見て、「じゃあ自分もこういうことやってみたい」って自然に思えるようになりました。

「この会社らしさ」を感じる瞬間はありますか?

たとえば岡部さんが、上谷交流センターで昆虫を育てていたりするんですけど(笑)、そういうのを見て「会社らしいな」と思います。趣味や興味が仕事とつながっているというか、そういう自然な延長線上で仕事ができていることが、toolboxっぽいなと感じています。

会社の理念やミッションについて、どう感じていますか?

「税金に頼らないまちづくり」とか「縦割りをこえた連携」というのは、入社してから意識するようになりました。それまでは、まちづくりがどういうものかもよくわかってなかったです。

カルチャーブックを読んだり、toolbox会議での話を聞いたりして、少しずつ理解が深まっているところです。ただ、まだ都留市内で実際にどんな動きが起きているか、全体を把握しているとは言えません。自分が担当しているふるさと納税の領域でも、「プレイヤーが誰なのか」が見えにくい部分があるのが課題です。

チーム内で心がけていることは?

「ワンチーム」であることを常に意識しています。誰かがいなくても、その穴を埋めてみんなで前に進められる、そんな関係性が大事だと思っています。

都留の“今”を知って、多様な人と関わる視野が広がった

入社してから自分が変わったと思うことは?

視野が広がりました。以前は大学関係者としか関わることがなかったけれど、今は市の職員や地域の企業、学生や主婦の方など、さまざまな立場の人と関わることができています。

年齢層も幅広くて、いろんな意見を聞けるし、いろんな視点で物事を見られるようになったのは大きな変化ですね。

印象に残っている出来事はありますか?

「つるねる」を続けられなかったことは、今でもひっかかっています。SNSやウェブサイトで明確な“成功体験”が得られなかったことが心残りです。

何が正解かはわからないけど、できる限りのことはやったと思っています。でも、バズった時にだけ慌てて準備するのではなく、普段から整えておかないといけないなと。人が入ってきたときにちゃんと届けられるようにする、その準備こそが大事だと気づきました。

スタッフの中で、刺激を受けた人はいますか?

たくさんいます。
古屋さんと志村さんの事業者対応・寄付者対応は本当にすごい。ホスピタリティがあって、どう心の先を読んで対応するかが丁寧で勉強になります。
岡部さんは、貸館業務を通じて市民の声をすごく拾い上げていて、それに自分のスキルを活かしているのがすごいと思います。
小川さんは、「ここが足りない」「こういう視点があるよ」と、気づきを与えてくれます。統括部長としての視点と、現場の視点の両方を持っていて、自分にはない視野を見せてくれます。
堀内さんは、パソコンにすごく詳しくて、最新情報の更新をスプレッドシートでしっかり管理しています。業務効率化の参考になっています。

財政面を支える土台として、情報発信の可能性を広げたい

今後、会社にどんなふうに貢献したいですか?

情報発信の分野で、何かしら“数字を大きく伸ばせる”ような取り組みをしたいです。たとえばSNS(IT講師のFacebookやInstagram)を活用して、新しいことを広げていけたらと思っています。

ふるさと納税やIT講師の事業は、財政面を支える柱です。その基盤をより安定させて、「責任ある姿勢」が取れるような環境をつくっていきたいですね。

これから仲間になる人にメッセージをお願いします。

自分もそうだったのですが、「こんなにいろいろやるとは思ってなかった」ってなると思います(笑)。

一見バラバラに見える業務も、実は複雑に関係していて、結果的には一つのことを成し遂げるための要素になっている。それを自分で整理して、「いま自分がやっている仕事は何につながっているのか」を考えながら進められると、きっと楽しくなると思います。

たとえば──
・「つる暮らし」は地域の担い手づくり
・「IT講師」は財政基盤+デジタル人材の育成
・「ふるさと納税」は地域の財政を支える手段

大学生の面接や面談にも関わって、自分で面談した人と一緒に仕事をしているというのは、他の会社ではなかなかできない経験かもしれません。人事業務まで含めて関われるのも、この会社ならではだと思います。

のまちづくり

寛容性が生み出した官民連携による

税金にたよらないまちづくり

おすそわけ」のまちづくり。

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