2025年07月28日

スタッフインタビュー(古屋美紀さん)

活動報告

「ジャケ買い」のように入社した会社で、自分自身がどんどん変わっていく感覚

toolboxの組織、業務について、ふるさと納税担当スタッフの古屋美紀さんにインタビューをしました。


まずは、自己紹介をお願いします。

古屋美紀です。ニックネームとかは特にないです。
今は、ふるさと納税の業務を担当しています。具体的には、事業者さんや行政の方とのやりとり、あとは各ポータルサイトがちゃんと寄付を集められるように改修を行っています。


入社のきっかけは?

前の会社が嫌だったということはまったくなくて。でも「このままずっとここでいいのかな」「変わらないといけないのかな」と漠然と考えることが増えていて。
そんなときに転職サイトでこの会社を見つけたんです。ふるさと納税の業務という点も面白そうだったし、なによりホームページのビジュアルがかっこよかった。完全に“ジャケ買い”みたいな感じで、直感的に「ここに入りたい!」と思いました。


仕事をするうえで大切にしている考え方は?

3つあって、「チャレンジ」「リスペクト」「コミュニケーション」です。

チャレンジは、この会社に来てから「失敗してもいい」って言ってもらえるので、気が楽なんです。
失敗して笑われてもいいやって思えるようになって、気にせず挑戦できるようになりました。

コミュニケーションは、もう基本中の基本。事業者さんとも、市役所とも、これがないと何も始まらないし、広がっていかないと思います。

リスペクトは、もうすべての人に対して持ってます。
私自身は学歴も特にないし、周りの人みんながすごいなと思っていて。最近は「私もすごいかも?」って少し思えるようになってきたのも、ここで働いているからかもしれません。


「この会社らしいな」と感じるエピソードは?

困っている事業者さんが、まず市役所じゃなくて、toolboxに来るんですよね。
市役所ってやっぱりちょっと敷居が高いけど、ここだと話しやすいって言ってもらえる。
それを聞いて「それならtoolboxから市役所に伝えてもらえる?」って逆に頼まれることもあって。
そうやって、うまく“つなぐ”ことができているのが、すごくこの会社らしいなと思います。


チームの雰囲気や関わり方について教えてください。

とにかくオープンです。部屋の仕切りもないし、個で仕事をしてる感覚がない。
誰かが独り言っぽく「困ったな〜」って言うと、「どうしたどうした?」ってみんなで考えるような空気があります。

あえて心がけてるというより、自然とそうなってる感じ。
暗い気持ちのままで仕事しないようには意識してて、嫌なことがあっても、笑いに変えられるようにしてます。


入社してから、自分が変わったと思うことは?

すごくあります。前はすごく頭でっかちな考え方で、「こうあるべき」っていうのが強かったんです。

入社したての頃、高校2年生の子どもが「学校をやめたくて」って言っていたんです。
当時の私は子どもの髪の毛を引っ張ってでも学校に連れて行こうというスタンスでした。
それをtoolboxのワークショップで話したとき、「高校なんて行ってどうするの?」って言われて、衝撃でした。

今までなら「学校は行くもの」って思ってたのに、そうじゃない考え方もあるんだなと。
その話を聞いてからは、「行かないなら、やりたいことを探そう」って言えるようになって、その後すぐに次のアクションに移ることができました。

今までの私は「白か黒か」しかなくて、「ダメなことはダメ」って育ってきた。
でも、そうじゃなくてもいい。いろんな見方ができるようになって、生きるのが苦しくなくなってきました。


仕事への向き合い方も変わりましたか?

もともと責任感がないタイプではなかったけど、「苦手だな」とか「やりたくないな」と思ってたことも、やってみたら「できた!」になって、それが楽しくなったんです。
ちょっと嫌でも「またできちゃうかも、自分」って気持ちで取り組めるようになってます。

RPP(検索連動型広告)の運用も、最初は横文字ばっかりで「うわ〜…」って思ってたけど、やってみたら楽しくて。


印象に残っている出来事はありますか?

やっぱりワークショップでの発言が一番印象に残っています。


他のスタッフから影響を受けたことはありますか?

志村さんです。ふざけあったりしてた人が、大きな場で司会をこなしたり、どんなことでもサラッとやってしまうのを見て「すごっ!」ってなりました。
「自分も何かできるようにならなきゃ」って思わせてもらった存在です。


今後、どんなふうに会社に関わっていきたいですか?

まずは、ふるさと納税の成果をもっと上げること。それが一番。
それ以外だと、市民の方ともっと直接つながって、具体的に一緒に取り組めることができたらいいなと思ってます。
市役所、高校生、高齢者…いろんな人が「toolboxのこと知ってるよ」っていう状態にしたいです。


最後に、これから仲間になる人にひとことお願いします。

めっちゃ楽しいです。toolbox。

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